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私たちのビジョン

福祉×ITで実現する、3つの未来

テクノロジーの力で障碍者福祉を革新し、本当に利用者のための業界を創る。そして誰もが自然に生きられる社会を実現する。これが私たちの目指す未来です。

私たちの使命

障碍者福祉の現場で培った実体験と、ITの最新技術を融合させることで、 本当に利用者の皆様のためになる業界変革を実現したい。 そして最終的には、障碍の有無に関わらず、誰もが自然に共生できる社会を創り上げたい。 これが私たちの心からの願いであり、揺るぎない使命です。

現場の実体験
最新テクノロジー
利用者中心の発想
各ビジョンを詳しく見る

障碍者福祉にテクノロジーの風を

Fax・紙文化からデジタル変革へ

障碍者福祉業界に根深く残るアナログ文化に、テクノロジーという新しい風を送り込む。 それは単なる効率化ではなく、利用者の皆様により良い支援を提供するための手段です。

現状の課題

福祉現場で日々直面している、テクノロジー導入を阻む4つの大きな壁

Fax中心のコミュニケーション

未だに多くの施設間でFaxが主要な連絡手段

情報伝達の遅延・不正確性・記録管理の困難

手書き・紙ベースの記録管理

利用者の支援記録や計画書がすべて手書き・紙媒体

情報共有困難・検索性の欠如・紛失リスク

属人的な業務プロセス

ベテラン職員の経験と勘に依存した業務運営

ノウハウの属人化・品質のバラつき・継承困難

データ活用の未成熟

蓄積された支援データが活用されず死蔵状態

エビデンスベースドケアの阻害・改善機会の喪失
デジタル変革

デジタル化による理想の未来

テクノロジーの力で実現する、利用者中心の新しい福祉業界

クラウドベース情報共有

施設・家族・医療機関をつなぐリアルタイム情報共有

実現効果

迅速な意思決定・情報の透明性・連携強化

活用技術

クラウドAPI・セキュアメッセージング

デジタル支援記録システム

タブレット・スマホで簡単入力できる支援記録

実現効果

記録効率化・検索性向上・データ蓄積

活用技術

PWA・オフライン対応・音声入力

AI支援の個別支援計画

過去データを活用したパーソナライズ支援提案

実現効果

より効果的な支援・職員負担軽減・品質向上

活用技術

機械学習・自然言語処理・パターン分析

データドリブンケア

蓄積データを基にした継続的サービス改善

実現効果

エビデンスベースドケア・予防的支援・効果測定

活用技術

BI・データ可視化・統計分析

変革の4ステップ

現場に寄り添った段階的なデジタル変革のロードマップ

1
意識改革
デジタル文化の醸成

職員のITリテラシー向上と変革マインドの育成

ITスキル研修
成功事例共有
変革リーダー育成
2
ツール導入
段階的デジタル化

現場負担を最小化した段階的なシステム導入

コミュニケーションツール
クラウドストレージ
モバイルアプリ
3
業務改善
プロセス最適化

デジタル前提での業務プロセス見直しと効率化

ワークフロー再設計
自動化導入
品質管理改善
4
データ活用
知見の蓄積・活用

蓄積データを活用した継続的サービス向上

データ分析基盤
AI活用検討
予防的ケア

人とテクノロジーをつなぐ

テクノロジーは決して目的ではありません。利用者の皆様により良い支援を提供し、 職員の皆様がより本質的な仕事に集中できる環境を作る手段です。 私たちは福祉の現場で培った経験を基に、本当に現場が求めるテクノロジーを提供し続けます。 それが、障碍者福祉業界に吹く新しい風となることを願って。

資格ありきではなく利用者あっての障碍者福祉

真に利用者のための業界変革を

グループホーム運営の現場で痛感した資格ファースト文化の問題点。 私たちは利用者の皆様を真の中心に据えた、新しい福祉業界を創り上げます。

資格ファースト文化の問題点

現場で直面した、資格を過度に重視することで生まれる深刻な弊害

深刻度

資格による権威主義

資格保持者が現場で高圧的な態度を取り、他の職員を見下す文化

現場での実例

"サービス管理責任者が「資格のない人には分からない」と現場職員の意見を封殺"

影響・弊害

現場の声の軽視・チームワークの悪化・利用者ニーズの見落とし

高度

机上の空論による支援計画

資格取得時の知識のみで、現場実態を無視した計画を策定

現場での実例

"利用者の実際の生活パターンを無視して、教科書通りの支援計画を強要"

影響・弊害

利用者の個別性無視・現場の混乱・支援効果の低下

高度

資格偏重の採用・評価制度

人柄や熱意よりも資格の有無を重視した人事評価

現場での実例

"利用者から愛される職員よりも、資格を多く持つ職員が優遇される"

影響・弊害

本質的な支援力の軽視・職場の士気低下・離職率向上

中度

形式主義に陥る業務

資格規定に固執して、利用者の真のニーズを見落とす

現場での実例

"規定の書類作成にばかり時間を費やし、利用者と向き合う時間が削減"

影響・弊害

ケアの質の低下・職員の疲弊・本末転倒な業務運営

利用者中心主義へ

利用者中心の新しい価値観

真に利用者のための福祉を実現する、4つの核となる価値観

利用者の声を最優先

利用者本人の希望や想いを何よりも大切にする支援

実践方法

定期的な利用者面談・希望実現のための創意工夫・本人主体の計画策定

期待効果

利用者満足度向上・自己決定権の尊重・生活の質向上

現場経験を重視する評価

資格よりも実際の支援経験と成果を評価する人事制度

実践方法

利用者からの信頼度評価・現場での問題解決力・チームワークへの貢献

期待効果

真の支援力向上・職員のモチベーション向上・組織力強化

チーム全体の知恵を活用

職種・資格に関係なく全員の意見を大切にする文化

実践方法

フラットな会議運営・多職種連携・現場職員の意見重視

期待効果

多角的な視点・創造的な支援方法・組織全体のスキル向上

継続的な学習と成長

資格取得後も現場で学び続ける姿勢を重視

実践方法

利用者からの学び・同僚との知識共有・外部研修への積極参加

期待効果

専門性の向上・適応力の強化・業界全体の底上げ

現場で得た実体験

グループホーム運営を通じて学んだ、利用者中心主義の重要性

現場の気づき

利用者の笑顔が教えてくれたこと

体験談

"ある利用者様が「資格を持った人よりも、いつも優しく話しかけてくれるヘルパーさんの方が信頼できる」と話してくださいました。その時、資格の価値について深く考えさせられました。"

学んだこと

資格は手段であって目的ではない。本当に大切なのは、利用者との信頼関係

組織への影響

職員評価制度の見直し・利用者満足度調査の導入・現場職員の発言力向上

組織改革

「分からないくせに」という言葉の重み

体験談

"管理職が現場職員に対して「資格がないから分からないくせに」と発言する場面に遭遇。その瞬間、現場の空気が凍りつき、以降誰も意見を言わなくなりました。"

学んだこと

権威による支配は創造性を殺し、利用者のためにならない

組織への影響

管理職研修の実施・フラットなコミュニケーション文化の醸成・心理的安全性の確保

創造的支援

教科書にない支援の成功

体験談

"重度知的障碍のある利用者様に対して、資格者は教科書通りの支援を提案。しかし現場職員のアイデアで実施した創意工夫溢れる支援が大きな効果を生みました。"

学んだこと

現場の創意工夫こそが真のイノベーションを生む

組織への影響

現場発のアイデア制度・創造的支援の評価システム・ボトムアップの組織運営

新しい職員評価制度

資格を重視せず、真に利用者のための働きを評価する仕組み

40%
利用者評価
信頼関係の構築
希望実現への貢献
コミュニケーション力
安心感の提供
利用者・家族アンケート
30%
現場実績
問題解決力
創造的支援の提案
チームへの貢献
継続的改善
同僚評価・成果実績
20%
専門性向上
スキル習得
知識のアップデート
他職員への指導
外部研修参加
学習記録・指導実績
10%
資格・経験
関連資格の保持
業界経験年数
専門分野の知識
法的要件の理解
資格証明・経験年数
利用者満足度90%以上、職員定着率98%を実現

利用者中心主義への想い

私たちは資格を否定するわけではありません。しかし、資格はあくまで手段であり、 目的は利用者の皆様により良い生活を送っていただくことです。 現場で培った経験と利用者の声を大切にし、 本当に利用者のための福祉業界を創り上げる。それが私たちの使命です。 そして、その先駆けとなることを誇りに思います。

あたりまえのことが「あたりまえ」になる世の中を作る

誰もが自然に生きられる共生社会の実現

障碍のある人もない人も、年齢や性別や国籍に関係なく、 誰もが自然に自分らしく生きられる社会。それは決して夢物語ではなく、 私たちの手で実現できる「あたりまえ」の未来です。

今の社会の「あたりまえでない」現実

当然であるべきことが「特別」として扱われている現状を変えていく

社会認識

「特別な配慮」という言葉の違和感

障碍のある方への支援が「特別なこと」として扱われる社会の認識

現状の例

エレベーターや音声案内が「バリアフリー設備」として特別視される

理想の姿

誰にとっても使いやすい設計が当然の標準となる社会

言語・概念

「健常者」という言葉が生む分断

障碍のある人とない人を明確に分けて考える二分法的思考

現状の例

「健常者向け」「障碍者向け」と分けられたサービスや施設

理想の姿

全ての人がグラデーションの中にある多様性として認識される

就労環境

就労における「福祉」の壁

障碍者雇用が企業の「善意」や「社会貢献」として位置づけられる

現状の例

法定雇用率達成のためだけの形式的な雇用

理想の姿

能力と適性に基づいた自然な雇用選択が行われる

心理的障壁

支援を受けることへの遠慮や罪悪感

必要な支援を「迷惑をかけている」と感じてしまう心理的負担

現状の例

電車で席を譲られることを申し訳なく思う気持ち

理想の姿

お互いに自然に助け合うことが社会の当然のルールとなる

理想社会の実現

理想の「あたりまえ」な社会

福祉×ITの力で実現する、誰もが自然に生きられる4つの社会像

ユニバーサルデザインが標準

最初から誰もが使いやすい設計が当然の選択肢として採用される

実現シナリオ
新しいWebサービスを作る時、アクセシビリティが最初から組み込まれている
建物を建てる時、車椅子でもベビーカーでも自然に使える設計が基本
商品パッケージが誰にでも開けやすい形状で作られている
活用技術

AI支援設計・アクセシビリティ自動検証・ユニバーサルUI

社会への影響

特別な対応ではなく、最初から全ての人が対象となった社会

多様性が当然の価値観

違いを「個性」として受け入れ、多様性こそが社会の豊かさと認識される

実現シナリオ
職場で様々な働き方や配慮が当然の選択肢として用意されている
学校で一人ひとりの学び方の違いが自然に受け入れられている
コミュニティで様々な特性を持つ人が自然に混在している
活用技術

パーソナライゼーションAI・適応学習システム・多様性分析

社会への影響

「普通」の定義が広がり、誰もが自分らしく生きられる社会

自然な相互支援の文化

助け合いが特別な善意ではなく、社会の自然なメカニズムとして機能する

実現シナリオ
困っている人を見つけたら、躊躇なく声をかけることが当然の行動
支援を受けることも提供することも、どちらも自然な社会参加の形
テクノロジーが人と人をつなぎ、必要な時に必要な支援が得られる
活用技術

コミュニティマッチング・支援要請プラットフォーム・相互扶助AI

社会への影響

支援する側・される側の固定化がなく、流動的な助け合いの社会

能力重視の機会平等

個人の能力と意欲に基づいて、誰もが平等にチャンスを得られる仕組み

実現シナリオ
就職面接で、その人の能力と仕事への適性のみが評価される
教育機会が、学習スタイルの違いに関係なく平等に提供される
起業や創作活動で、アイデアと実行力だけが評価軸となる
活用技術

AI面接支援・適性マッチング・能力評価システム

社会への影響

潜在能力が最大限に発揮され、社会全体が豊かになる

「あたりまえ」な社会への想い

私たちが目指すのは、特別な配慮や支援が「特別」でなくなる社会です。 車椅子でも、視覚障碍があっても、どんな特性を持っていても、 それがその人の「あたりまえ」として受け入れられ、 誰もが自然に自分らしく生きられる世界。

それは決して遠い夢ではなく、私たち一人ひとりの意識と行動で実現できる未来です。 福祉×ITの力を使って、この「あたりまえ」を創り上げていく。 それが私たちの使命であり、最大の喜びです。

3つのビジョンの相乗効果

テクノロジー・利用者中心・あたりまえの融合が生む未来

3つのビジョンは単独で存在するのではなく、相互に作用し合うことで、 より大きく、より深い価値を生み出します。その相乗効果こそが、 私たちが目指す理想の未来を実現する鍵となります。

ビジョン間の相乗効果

3つのビジョンが組み合わさることで生まれる、革新的な価値創造

テクノロジー × 利用者中心

ヒューマンセンタードテクノロジー

技術導入時に利用者の声を最優先することで、本当に役立つイノベーションが生まれる

具体的な効果
AIが利用者の個別ニーズを学習し、パーソナライズされた支援を提案
デジタル化により職員が利用者と過ごす時間が増加
利用者からのフィードバックがリアルタイムでシステム改善に反映
最終的な成果

冷たい技術ではなく、温かみのある人間味溢れるテクノロジーの実現

利用者中心 × あたりまえ

インクルーシブな価値観

利用者を真の中心に据えることで、多様性が当然とされる社会が実現する

具体的な効果
利用者の「普通の生活をしたい」という願いが社会の標準となる
支援する側・される側の境界がなくなり、相互支援の文化が生まれる
一人ひとりの違いが個性として自然に受け入れられる環境
最終的な成果

特別な配慮ではなく、誰もが自分らしく生きられる社会の常識化

あたりまえ × テクノロジー

ユニバーサルイノベーション

あたりまえの基準が変わることで、テクノロジーの設計思想も根本的に変革される

具体的な効果
アクセシビリティが最初から組み込まれた設計が当然の選択肢に
多様なユーザーを想定したシステムが標準的な開発手法になる
インクルーシブデザインがイノベーションの源泉となる
最終的な成果

誰にとっても使いやすい技術が、特別ではなく標準となる社会

統合されたビジョンが生む価値

3つのビジョンが完全に融合したときに実現する、4つの大きな社会的価値

持続可能な福祉エコシステム

テクノロジーと人の温かさが融合した、自立循環する福祉システム

デジタル化により効率化された業務で生まれた時間を、より質の高いケアに投入
利用者の生活データが蓄積され、予防的で個別最適化された支援が実現
システム運用コスト削減により、より多くの人に質の高いサービスを提供
業界全体の質向上と持続性確保

社会全体のインクルージョン促進

福祉業界の変革が社会全体のダイバーシティ&インクルージョンを推進

福祉現場での成功事例が他業界にも波及し、インクルーシブな職場文化が拡散
利用者中心の価値観が社会の新しいスタンダードとして浸透
ユニバーサルデザインの思想が様々な分野で当然の選択肢となる
日本社会全体の多様性受容度向上

イノベーションの民主化

現場の声とテクノロジーが直結し、真に必要なイノベーションが生まれる

現場職員や利用者のアイデアが直接システム改善につながる仕組み
大企業主導ではなく、現場発のボトムアップなイノベーション文化
オープンソース的な知見共有により、業界全体の技術レベルが向上
真にユーザー起点のイノベーション創出

次世代への価値継承

新しい価値観とシステムを次世代に確実に引き継ぐ仕組み

デジタルネイティブ世代が自然に多様性を受け入れる環境で成長
福祉×ITのキャリアパスが魅力的な選択肢として確立
インクルーシブな教育環境での人材育成により、価値観が世代を超えて継承
持続的で発展的な社会変革の実現

全ステークホルダーへの価値提供

統合されたビジョンが、関わる全ての人に届ける具体的な価値

利用者・家族
個別ニーズに完全対応したサービス
透明性の高い支援プロセス
家族の負担軽減と安心感向上
自分らしい生活の実現
現場職員
やりがいのある本質的な業務への集中
公正で納得感のある評価制度
キャリア成長の機会拡大
働きやすい環境の実現
事業所・施設
運営効率の大幅改善
職員採用・定着率の向上
ブランド価値・信頼性向上
持続可能な経営基盤確立
社会・地域
多様性受容の文化醸成
福祉業界の魅力度向上
社会保障費の最適化
共生社会の実現

統合されたビジョンへの想い

テクノロジーの革新力、利用者中心の温かさ、あたりまえを問い直す勇気。 この3つが完全に融合したとき、私たちは本当の意味で世界を変えることができます。 それは単なる効率化でも、単なる理想論でもない。 現実的で持続可能な、真の社会変革です。

私たちと一緒に、この統合されたビジョンを現実のものにしませんか? 一人ひとりの力は小さくても、みんなで力を合わせれば、 きっと素晴らしい未来を創ることができるはずです。

一緒にビジョンを実現しませんか?

私たちのビジョンに共感し、福祉×ITで世の中をより良くしたいと思う仲間を心よりお待ちしています。
まずは一歩、踏み出してみませんか?